第1話 エピローグ
~ ロゴス・テラス前章 ~
いつも通りの星穹列車のラウンジ。
三月なのかがパムと追いかけっこをし、丹恒(ダンヘン)がアーカイブを整理し、
姫子(ヒメコ)が淹れたてのコーヒーを味わっていると、車内の通信端末が「カンパニーの特級優先トーン」で鳴り響く。
パム:「な、なんだ、この仰々しいアラートの音は!? 列車のシステムがジャックされたわけじゃなさそうだぞ!」
三月なのか:「ちょっと何これ! 画面いっぱいに金色のダイヤモンドのマークが出てきたんだけど……あ、トパーズさんからのビデオ通話だ!」
(画面が切り替わり、オフィスで優雅に書類にサインをしているトパーズと、その後ろでソファに寝そべってコインを弄んでいるアベンチュリンが映し出される)
トパーズ:「お久しぶりね!星穹列車の皆さん。そっちの旅は順調かしら? ――カブ、挨拶しなさい」
(画面の端で、次元プーマンの「カブ」がブヒッと鳴く)
アベンチュリン:「ハハ、相変わらず窮屈そうな列車だねぇ。まあ、旅人にはそれがお似合いか。調子はどうだい、開拓者?
君たちが暇を持て余していると思ってさ、僕たち(カンパニー)から最高に刺激的な『招待状』を届けにきたんだ」
姫子:「あら、トパーズにアベンチュリン。カンパニーの『十の石心』が二人揃って連絡してくるなんて、ただの挨拶回りじゃなさそうね。
今度はどこの惑星の買収を手伝わせる気かしら?」